【無人レジ・無人店舗】スマホをかざし改札をくぐり、商品を取って出るだけ!
先日、中国AI小売り業に、新たなスタートアップ企業が加わった。
YN社のスマホアプリをかざしてゲートをくぐると、その後、店内の商品を好きに手に取るだけでスマホの買い物かごに自動的に商品が入る。
顔認証でユーザーは認識され、動作認識で商品を手に取る/取らないが認識されるため、ユーザーはレジを経由することなく、そのまま商品を持ち出口のゲートをくぐれるだけでよい。
ファウンダーのJ氏は、交通大学出身で、米国カルフォルニア大学でAIを学び米系大手企業で人工知能を担当し、中国本土でニューリテール(智能無人店舗)ベンチャーを立ち上げ、上海でロードショーを行った。
AI応用領域はレジの無人化にとどまらない、店内トラッキング、購買行動分析もクラウド・ビッグデータ化する。
遠隔モニター機能があり、店舗内の実際の購買状況、ユーザーの位置、移動状態をリアルタイムで示すデモンストレーションである。ユーザーが購買すると購買内容がダイアログで表示される。
※ 動画は企業様のご都合で公開できません。ご覧になりたい方は私宛にメール等ご連絡ください。
ー”智能”(チノ)ベーションについてー
“智能”ベーションとは、チャイナ発のAI・ビッグデータ・IOT等領域における、個別の革新技術とそれを応用した先進ビジネス・社会モデルの総称、いわゆるベンチャー(民間企業)のスタートアップにとどまらず、政府民間共同によるPPP等、智能都市・スマートインフラ・先進政治社会モデルを含む。
”智能”ベーションと”有機的”につながるためには、多くの壁があります。プレゼン・資料・チャット・グループなどはすべて中国語で、毎日情報が飛び交うため、英語や翻訳では到底間に合いません。言葉がわかったとしても、PE/VC/AIの知識、中国人起業家・投資家のコミュニティに溶け込むだけの高い経験値が必要になります。
著者略歴
齋藤誠一郎(さいとう せいいちろう)1976年生まれ 2000年 東京大学経済学部在学中に起業、多くの日系企業の中国進出コンサルティングを行う。2005年 メディアコンテンツ関連のスタートアップ(株式会社星影通・CINETON)取締役・ 34%株主)、2009年、香港金融グループ(肖建华)傘下台湾日盛証券(日盛金:5820)取締役などを経て、2014年、赛有限合伙SeyhLimitedを設立、中国歴18年、上海在住。英語・中国語・日本語。 (これから2045年頃まで”智能”ベーションとお付き合いしていく覚悟です、ブログをご覧の皆さま、ご関心を持ってくだった方、どうぞお気軽にご連絡ください。)
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